- 2012.02.06
- 政治・議会
警告! それは欲張りだ!
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一言でいうと、自分ことばかり考えて、他人の迷惑などを考えない人。
これでは、社会から見放されるし、嫌われる。欲張りな人である。お餅で言えば簡単だ。5個しかないお餅を10人で食べる時、誰よりも先に手を出して1個を食べてしまおうとする人。欲張り過ぎ。
このようなことは一般社会でも、多く起こっているのでは?実際には間近にあることでは?
少なくとも社会の公務の職にある人は、最後まで手を出してはいけない立場であるはず。
先に手を出したいのであれば、それが許される職に移るしかない。
公務とは、そういうもの。では、何故、そのようなことが垣間見られる社会なのか?
それは、その条件を決める人が権限を有しているから。そして、その職権で他の人が先にお餅に手を出せない状況を作り上げているから。
これは、職権乱用というものである。
日本の国内総生産(GDP)は1970年頃から頼もしいくらい右から上がりで上がってきた。1990年頃まで。
100兆円を超え、200兆円、300兆円・・・500兆円超迄頑張った。
バブル崩壊後、その伸びは停滞。2008年頃から減り始めた。一方で、日本の社会は、少子高齢化。
多くの税金を支払う人口比率は減少する一方、社会保障を必要とする人口比率は増える一方。
このような背景のもと、右肩上がりの経済状態の時に出来上がった社会の構図は破たん。新しく、社会の構図を組み直さなければ!
昔は、お餅がどんどん増えて行った。10個が12個に。増えた2個を新たに誰に渡したらいいかという事だけを考えていてよかった。
今は、お餅が10個から5個に減少。誰に我慢をしてもらうべきか、難しい選択とお願いが必要な状況が来た。減った5個分が問題だ。
このようなとき、公務の職にある者は、自ら苦しみを率先して受けるべき。
それが覚悟できているから、公務に就いたんでしょう?と、一般の人は思って当然。そうであるべきであるから。
それをしないように。職権で得をしてはならない。特権が「得権」になってはならない。
少子高齢化と一言にいうが、これほど恐ろしいものはない。
我々は真摯にこの少子高齢化社会に対応をして行かねばならない。